本人の特性 × 環境
不登校は、本人の性質と環境
不登校になるというのは、本人の性質と環境の掛け算です。
本人の性質とは?
性格、考え方、こだわり、特性(HSC、発達しょうがいなど)、内向型や外向型、価値観……など
例)
友達づきあいが苦手
内向的
不安感が強い
こだわりが強い
完璧主義
環境とは?
友達やクラスメイト、先生、人間関係。学校の雰囲気や設備、通学環境、家庭環境、兄弟関係……など
人一倍敏感で、不安感が強い。音も苦手。
それでも、例えばクラスがすごく静か。周りの友達が気遣いができる。優しい。担任の先生がおもんぱかってくれる。
そんな環境だと学校に行くことができるでしょう。
反対に、不登校になる素質を持っていない。不登校の民ではない子だったとしても学校にいけなくなることあります。それは、クラスが荒れているとき。
クラスがざわざわしている。先生が暴力を振るうなどの問題がある場合は、本人の特性にかかわらず学校がしんどくなります。
こだわりが強いから必ず不登校になる。
HSCだから学校へ行くことができない。
ということではありません。
あくまで掛け算なのです。
学校に行けない原因を探るときは、本人の性質と環境要因、この2つから考えてみると良いでしょう。
音が苦手で、クラスがうるさい。
完璧主義で、勉強の課題が多すぎてついていけなくなった。
みたいな感じで。
1 コメント